あなたは友達のバンドを観に行くとき、どのように観ていますか?
また、対バンのバンドをどのように観ていますか?
ライブを観るときは、ちょっとした意識を持つことで、とても勉強になることがあります。
今回は、ライブの見方について、お伝えします。
観るポジション
まずは立ち位置から。
おすすめは、PAの少し前です。
なぜなら、PAの方はその位置でライブの音作りをしているからです。
右側のスピーカーの近くだったり、最前列だと、
PAの方がせっかくしっかり作った音が感じられません。
まず、どんな音がどういう風に聴こえるのか、をチェックするため、PAの少し前に立ち、PAさんと似た状況で聴きます。
聴き方のポイント
しっかり聴けるポジションに立てたら、後はもうしっかり聴く、観る、のみ。
聴き方のポイントですが、
①全体を聴く
②気になる楽器パートがあれば、そのパートに集中して聴き取る
が基本です。これを繰り返します。
・良いところは盗む
・ダメなところは、なぜダメなのか、どうすれば改善できるのか
を考えます。
見方のポイント
ライブは視覚要素も非常に重要です。
こちらも基本的には
①全体を観る
②気になる人がいれば、その人だけに着目して観る
です。
・良いところは盗む
・ダメなところは、なぜダメなのか、どうすれば改善できるのか
を考えます。
MCは重要
残念なMCタイムで損をしてしまうケースがあります。
また、MCが良い潤滑油となり、ライブのクオリティが3割り増しになるケースもあります。
話の内容はもちろん、間だったり、仕草だったり、何が良くて、何はダメで、そこをどうすれば改善できるのか、と、頭の中で一人会議をすると、自分の勉強になります。
楽しむことを忘れずに
30分のライブだとして、ずっと30分集中しているのは疲れます。
ある程度、納得できたら、あとは自分なりに楽しみましょう。
おわりに
なんとなく誘われたからなんとなく観ていた、よりも、しっかり分析癖を持って観ていた方が、自分の勉強になります。
楽しむとは対極ですが、より良い音楽を目指すのであれば、必要な視点だと思います。