アーティストネーム、バンド名の決め方として重要な5つのポイント
音楽活動するためには、バンド名だったり、自分の活動名義が必要です。
これがすぐにパッと決まる場合もある一方で、一度悩んでしまうとなかなか決まらなかったりします。
今回は、これからアーティストネームを決めるときに意識してきたいことをお伝えします。
1. 呼べる、呼ばれることを想定
音楽関係者、ファン、WEB、ライブ時など、あらゆる場面で名乗ること、呼ばれることを想定しましょう。
発音しやすいか、呼ばれて恥ずかしくないか、何か他の言葉と被っていないか、などを事前に考えておけば、有名になった後のトラブルを避けることができます。
また、予期しない変な意味を持たないかについても確認しておきましょう。
2. 海外の人に通じるか
今はインターネットさえあれば、世界中の人があなたの音楽を聴ける時代です。
読めない名前よりは、読める方が当然良いと思いますので、可能な限り英語表記をオススメします。
3. 略す必要がないこと
これは個人的な好みが強いです。
ドリカムくらい大御所になれば良いと思うのですが、そうではないまだ知る人ぞ知る存在くらいの場合は、呼ぶ人によって略称を使う、使わないが、煩わしく感じることがあります。
例えば「DTMスタンダード」というアーティストネームで活動するとして、売れ始めたくらいで音楽に詳しい人が知っている存在だとします。
音楽に詳しい人は「Dスタ」と呼ぶかもしれません。
でも全然知らない人そこまで馴染みがないので「DTMスタンダード」と呼んだ方が良いのか、Dスタと呼んだ方が良いのか、一瞬の迷いが生じます。
大事なのは音楽性なので、ここは配慮できるのであれば、、で良いと思いますが、
可能であるならば、最初から略す必要のないネーミングが良いのではないかと僕は思います。
だいたい5音以内だと略さなくて済むと思います。
4. Google検索する
名前の候補が出たら、まずは検索です。
同じ名前のミュージシャンや、有名なものが存在しないかチェックします。
めぼしいものが何もヒットしないのがベストです。
なぜならば、あなたのWEBページやSNSがすぐ出てくるようになるからです。
5. 80歳まで
80歳という年齢はだいたいですが、平均寿命等から考えると、この歳くらいまで音楽ができる可能性は高いと思います。
50歳、70歳、となってもそのアーティストネームで大丈夫か、少し想像してみると良いかもしれません。
参考:チャゲアスのChageさんのインタビューでは、「60過ぎてChage」ということを面白く受け止めています。若い時に勢いで決めた名前でも大丈夫と言ってくれているように僕は受け止めます。
「「やっぱりとどのつまりはやっぱChageっていう名前だよ。こんな名前いねえよ(笑)。こんなふざけた名前付けるの、若いうちはまだいいよ。60過ぎてChageって言われてもね、って思うから(笑)。ニックネームだったのが、ずーっとこれが付いて回るっていう。これが俺の人生なんです、計算通りいかないっちゅうかね。ほんとに。何かがとにかくずれるんですよね。ちょっとずつね(笑)」
最後に
アーティストネームは、企業でいう商品名、ブランド名になります。
パッと思いついて決めたいところですが、実際はなかなか浮かびませんよね。。僕も結構悩んでしまうタイプです。
何かに由来しているのか、自分の造語なのか、によっても違いますし、本当に難しいですが、それだけ大事なことを考えているということですので、納得いくアーティストネームがひらめくまで、頭の片隅に置いて日常生活をしていくのが良いと思います。
急いでいる場合はとにかく書き出す(300案くらい)方法もオススメです!