DTMソロ活雑記

MAAA「Reason」2023.7.14 Release


良い曲とは何か?

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あなたにとって「良い曲」とは何でしょうか?

・歌詞が共感できる、好き

サウンドが最高

実は、良い曲の捉え方は人それぞれだったりします。

今回は、良い曲とは何か、考えていきます。

1. 歌詞型

歌詞が好きな曲を思い浮かべてみてください。

どうでしょうか。

次に、なぜ好きなのかを考えてみてください。

・自分の気持ちを代わりに言ってくれている

・映画を観る感覚、歌詞の物語に入り込める

・抽象的な言葉だが、そのアート感が良い

僕が思いつくのはこんな感じでした。

多くの方も同じではないでしょうか。

良い曲の「歌詞」は上記いずれかを満たすものである場合が多いと思いますので、自分の書いた歌詞を意識して再度確認してみてください。

2. サウンド

次は、サウンドが好きな曲を思い浮かべてみてください。

どうでしょうか。

次に、またなぜ好きなのかを考えてみてください。

ここは音楽制作経験者じゃないと理由が分からないかもしれませんが、

・楽器の技術が好き

・曲の楽器構成が好き

・コード進行が好き

・歌のメロディが好き

・ノリが好き

このあたりでしょうか。

少し難しいのは「声が好き」のパターン。
ただ、声も音として聞いているのであれば、楽器と同じだと言えますので、サウンド型に入ります。

3. 良い曲 = サビが良い

良い曲とは「サビが良い」曲がほとんどではないでしょうか。

Aメロが良い曲もありますが、数で言えば「サビが良い」が多数であると思います。

なので、サビに全力を注いでください。

自分自身がグッと来ないサビであればボツでいいと僕は思います。

「良い」の中身は、歌詞かサウンドか。
もちろん両方であることが無条件に最強です。
(歌詞型リスナーと、サウンド型リスナーの心を掴めるため)

最後に

飲食店で出された料理の食べ方がお客さんの自由であるのと同じく、曲の聴き方もお客さんそれぞれです。

制作者としては、頑張って作ったギターリフも、歌詞型リスナーには不要な秒数であり、スキップされることもあります。

制作者の意図が伝わることは簡単ではないかもしれませんが、その確率を上げることはできます。

とにかく「サビで、歌詞、サウンドで勝てる曲」を作り続けることです。

簡単じゃないですが、そこに向かって毎日チャレンジすることも曲作りの醍醐味だと思います。

僕もそのような曲が作れるように努力していく次第です。