DTMソロ活雑記

CDを最高音質で取り込む方法&MP3オススメの設定

ストリーミングの普及が進んでいますが、まだまだCDをパソコンに取り込む機会は多いと思います。

今回は取り込み時のオススメの設定について、お伝えします。

迷うべきはMP3、WAV、AIFFのどれか

元祖定番フォーマットであるMP3、WAV、AIFFは、圧倒的な普及率です。

その他にも優れたフォーマットはありますが、対応機器が限られる場合がありますので、安心安全な定番フォーマットを選ぶことが重要です。

ファイル形式の選び方

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WAV、AIFF

CDと全く同じレベルで取り込みたいときに選びます。1曲あたりの容量は約40〜50MB。
WAV、AIFFの音質はCDと一緒ですが、最大の違いはAIFFのみアーティスト情報やジャケット画像も記録できる点です。なので、オススメはAIFFです!

環境設定>ファイル>読み込み設定>AIFFエンコーダでカスタムを選択し、
44.1kHz、16ビット、ステレオにする。

MP3

MP3で取り込む場合は、最高音質である320kbpsのみを考えます。
取り込みの設定で128、160、192などが選べますが、ここは迷わず320を選択してください。

僕は昔、192kbpsで十分だと思い、大量のCDをレンタルしては192kbsで取り込んでいました。
当時は何の問題もなかったのですが、時が経ち、良いヘッドホン、良いスピーカーを買ったときに悲劇は起こりました…

あれ、、これなんか音悪くない?

時既に遅し、でした。
「192kpbsで十分」なのは、そのレベルのヘッドホンやスピーカーで聴く場合に限ります。あなたが将来、今より良いヘッドホンやスピーカーを買うかもしれないのであれば、迷わず320kpbsで取り込んでくださいね。

容量は1/4程度に圧縮されますが、音質はCDと同じと言っても良いレベルです。
大量の曲を管理したい場合にオススメ。
僕もほとんどの取り込み曲はMP3(320kbps)です。

万能なMP3ですが、注意点もあります。
一度MP3にしてしまうと、元の非圧縮には戻せません。仮に、WAV、AIFFに変換しても音質はMP3のままです。なので、重要な音源はWAVまたはAIFFで取り込みましょう。

MP3の覚えておきたい設定

前提:MP3の最高のビットレートは320kbpsです。

320kbpsより下である192、160、128などを選んだときは、ファイルサイズは小さくなりますが、音質も比例して悪くなります。

また、限られた容量の中で少しでも音質劣化をさせまいと、あれやこれや知恵を絞った機能もあります。

そういった機能は、最高音質である320kbpsのときに設定してしまうことで、逆に悪い影響をしてしまう場合があるそうなのでご注意を。

iTunesの取り込み設定を例に解説します。

 

環境設定>ファイル>読み込み設定>読み込み方法はMP3エンコーダでカスタムを選択

↓MP3取り込みのオススメ設定

名称 設定値 備考
ステレオビットレート 320kbps 音質です。最高値である320kbpsに設定します。
可変ビットレート(VBR) オフ 320kbpsでは適用されない機能です。一応、オフにしておけば良いです。
曲の中には圧縮しやすい箇所と、しにくい箇所があり、その箇所によって圧縮具合を変化させるのが可変ビットレートです。320kbpsより低い設定値のときに発揮され、音質の劣化対策になります。MP3の最高値は320kbpsなので320を設定しているときは意味がありません。
→対義語「固定ビットレート(CBR)」
サンプルレート 自動 1秒間にデジタルデータとして取り込む、音楽の波形の回数です。自動で良いです。
チャンネル 自動 モノラル、ステレオの選択なので勝手に判断して貰う「自動」で良いです。
ステレオモード 通常 320kbpsでは常に「通常」が適用されますので「通常」を選択しておけば良いです。
ジョイントステレオは320kbpsより低い設定値を選択した場合に有効とされ、例えば128kbpsでエンコードしたときであれば、左64右64の割り当てとなります。「通常」モードは左64/右64の固定で曲の最初から最後までいきますが、「ジョイントステレオ」では左右の仕切りがなくなり総量で128となるため、例えば「左100/右28」のときもあり、「通常」では64が表現の限界のところを100まで再現できる、ということになります。(あくまで理論上です)
ですが、MP3の最高値は320(右160/左160)ですので、最初から320を選んでいる場合はレートに余裕があるためこの機能を使う必要がないので、320を選択した場合は関係ありません。
スマートエンコード調整 オフ mp3のときのみ有効な機能で、エンコード設定と音楽ソースを分析するときに使用するものらしいです。余計な機能で音質劣化してしまうと復元不可能なのでオフで良いです。
10Hz未満の周波数をフィルタリング オフ 10Hz未満はスピーカーでは再生されないので、カットすることでデータ容量を下げることができます。が、iTunesの能力がどれほどかちょっと怪しいところもあるので、元のファイルをいじることはあまりしない方が良い気がします。万が一、音質劣化してしまうと復元不可能なので。

最後に

iTunesをなんとなくデフォルトのまま使っていただけなのに、実は音質が劣化したファイルだらけだったら悲しいですよね。

ぜひご自分に合ったファイルフォーマットで、大切な曲達を高音質な良い状態で保存してください。