DTMソロ活雑記

サンプリングレートとビットレートは48kHz/24bitがオススメである理由

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DTMやってるとサンプリングレート、ビットレートを選ぶ場面に遭遇します。

設定は「48kHz/24bit」が最適とされています。その理由について調べてみました。

音楽業界での標準である

調べたところ、音楽業界でのファイルのやり取りは「48kHz/24bit」が標準のようです。

業界標準である以上、もう何も言えないのですが、せっかくなのでもう少し掘り下げて考えてみることにしました。

※CDに焼いたりするときは当然ですが、CDの規格である「44.1kHz/16bit」に変換します。

なぜ「48kHz/24bit」が良いとされるのか

最終的にCD規格に落とすとしても、録音やMIXにおいては、音を録音・加工するため、きめ細かいデータの方が良いのです。

業界標準
48kHz → 1秒間に、48,000回の音データを記録
24bit → 2の24乗= 16,777,216段階のダイナミクス(≒音量)

※CD規格の場合
44.1kHz → 1秒間に、41,000回の音データを記録
16bit → 2の16乗= 65,536段階のダイナミクス(≒音量)

CDが44.1kHzである理由

1970〜80年代の時代背景もあり、諸説ありますが、僕が調べた中で納得できたのは次の理由です。

理由その1
人間が聴こえる音域の上限は20kHzであるが、サンプリング定理によると、これを正しく再現するには2倍の数値が必要とのこと。
・20kHz × 2 = 40 kHz

理由その2
1970年代、まだCDが出てくる少し前の時代、「デジタル音楽データ」が記録が可能で入手し易い媒体というのはビデオテープだったそうです。
本来、映像を記録する磁気テープの、1画面分の領域に、デジタル音楽を記録するのですが、
ビデオの磁気テープの規格や容量から、1画面分=最小単位=約14.7kHzだったそうで、これを理由その1と比較すると、40kHzは超えなきゃいけない。
・14.7kHz × 2 = 29.4kHz
・14.7kHz × 3 = 44.1kHz

※他に、カラヤン指揮者によるベートーベンの交響曲第9番の全曲が入る「74分42秒」の演奏時間ありきで決まっていったという有名な話もあります。

CDが16bitである理由

こちらも諸説あり、ハッキリした答えは見つかりませんでしたが、納得できたのは次の理由です。

人の耳のダイナミックレンジは120dBと言われています。

ダイナミックレンジを音量と置き換えます。

1bit = 約6dB  →  16bit = 96dB

96dBは、ピアノが出す音より大きく、通常は騒音レベルであり、100dBを越えると聴覚に異常をきたすので、最大96dBは妥当であると言えます。

最後に

サンプリングレートやビットレートについては、1970〜80年ごろの時代背景や、難しい定理も絡んできます。そのため、理解しにくいことも多いのですが、僕らがDTMをやる上では、横軸(48kHz)、縦軸(24bit)ともに、きめ細かいデータでマスタリングまで作り、その後、もしCDにする場合は、変換(44.1kHz/16bit)していくのが良いですね。

DAWの設定をまずチェックしてみましょう。