Taro Yamadaのようなローマ字での名→姓の順番は、明治時代に定着したと言われています。
これが、Yamada Taroのように姓→名とすべき、という流れが相次いでおり文化庁から通知が出るとの報道があります。
でもこれは強制的ではないとのこと。結局どうしたらいいの?となってしまいます。
「TKプロデュース」だったのが「KTプロデュース」となると、まるで何かわからないです。
例えば、名刺の場合は、漢字の上下にローマ字が記載されるので、苗字→名前への移行はスムーズだと思いますが、ちょっと考えてしまうのはアーティスト名やライブイベントのチラシなどです。
現在、多くは名→姓であり、中田ヤスタカ氏もYasutaka Nakata表記です。
そもそもこれは、誰が読むための配慮?って思いますよね。
順番が名→姓だと認識している外国人に向けているのなら、そのままが良いでしょうし、逆にすると混乱します。名前っぽい苗字はいくらでもありますので。
僕個人的には、読む相手が、英語圏を含むなら従来の「名→姓」Taro Yamada
読む相手が、ほぼ日本人なら「姓→名」 Yamada Taro とするのが今のところ良いのではないでしょうか。
参考として、シンガーソングライターのNakamuraEmiさんは姓→名です。
僕がいいなと思ったのは、苗字名前の間にスペースがないので「NakamuraEmi」というひとつの単語としている点です。これは書き手が迷わないので良いですね。
この名前の順番については、強制ではないので全く浸透しない可能性もあります。実際のところ今後どのような動きになっていくのかは分かりませんが、読む方が混乱しないような配慮は必要かもしれません。
参考リンクを張っておきます。