DTMソロ活雑記

NARITA MK 1st Album「#Desktopmusic」解説

最初に

2020年、12歳から始めたDTMは20年が経ち、初めてアルバムとしてこの世に存在することができました。20年前はメジャーレーベルに所属してこそのアルバムでしたが今は時代が変わり、個人でアルバムもシングルも配信ができるようになりました。

なので需要があって出した訳でも、ファンがいるから出した訳でも、儲かるから出した訳でもありません。

ただ、アルバムとして作品をこの世に存在させたい気持ちのみで、自分が20年続けたことを、ちっぽけでいいから、大量の音楽に埋もれる1つでいいから世に出したかったんです。SpotifyApple Musicに存在している事実が嬉しいのです。

曲調はこの20年で打ち込みに寄ったり、バンドに寄ったり様々でしたが、その感じがそのまま反映されています。自分の人生で唯一ずっと続いたDTM、その想いを込めてタイトルはそのまま#Desktopmusicとしました。ジャケットは2016年頃の制作部屋です。

今までいくつものデモ音源を作り、いくつもの名前で音楽を作って来ましたが、きちんと「自分のソロ」として音源を公開するのはこれが初めてです。DTMから音楽を始め、長くバンドを続け、ボカロやDJもやりながらも、再びDTMメインに戻り、やっと公開したアルバムです。自己満足にはなりますが、解説的なコメントを書きましたので目を通して貰えたら嬉しいです。

 

1 COLOR ME

3ピースバンドからベースが離脱してしまって僕(Vo&G)とDrの2人だけになってしまった当時、田舎住みであるが故にメンバー補充は難しく、それなら2ピースバンドにしよう、とベースだけシンセベースにして、どうせ打ち込みならと、ピアノとか入れたりして作った曲です。曲名は、再スタートするに当たり自分の音楽に個性(=色)が欲しかったことが由来です。ギターはパンクメロコア御用達の左右に振り切ったダブリングの壁。

2 THIS WORLD

1曲目のCOLOR MEを作ったことで「パンク系ギター&打ち込みベース」が自分の中でハマり、作った曲です。COLOR MEよりも打ち込み寄り。歌詞は、どうにか理想に近付きたいけど、なかなかなれない葛藤を書きました。曲名は、歌詞で「この世界で〜」が先に思い付いたのでそのまま英語化。

3 DTM LOSS

このアルバムのために作った曲です。2019年12月に機材を一新した直後だったため音の質感が他の曲と異なっています。珍しくギターも打ち込み。歌詞はやっぱりどうにか理想に近付きたいけど、なかなかなれない葛藤を書いています。

4 RGB

2018年頃、LIVE用に作った曲で、ステージから音楽できる幸せをストレートに書いた曲です。というのは表向きで、本当は当然亡くなったバンドの先輩の訃報を受けて作った曲です。サビの「素晴らしいこの景色を眺められる幸せを」という言葉が勝手に出てきました。最後はシンセからピアノの原音になり、ホワイトノイズと共に消えていきます。

5 I am

実はバージョン2です。昔同じタイトルの曲を公開していたのですが、LIVEの度にどんどんアレンジが変わっていき、アルバム制作時の最新バージョンを収録しました。星降る夜に、昔はすぐそこにあった思い出がいつの間にか手が届かないほど遠くなってしまったことに気付く、という曲です。

6 KARUCCHA STEP

ご当地体操曲として作った曲で、とにかく自分なりに楽しくわかりやすいJ-POPを目指しました。老若男女が踊れるようにBPMがやや遅めに設定されています。歌詞には踊って楽しく生きていこう!というメッセージを込めました。

7 LET ME DOWN

サックスとダンスミュージックの組み合わせが好きで作った曲です。ボーカルはループ風 or きちんとした歌ものボーカルメロディで迷った結果、ダンス系が作りたくてループ風にしました。曲の後半は遊んでいます。昔の曲ですが、音楽は遊びだってことを忘れないように収録。

8 Sunset Lounge

フルートが主メロの珍しい曲。これはフルートプレイヤーとLIVEする機会があった時に作った曲です。フルートがピアノハウスとうまく融合して爽やかな雰囲気の曲になりました。

9 Twenty Eight

26歳の時に作った曲です。当時は「人生の答え」を常に探していました。でも、このまま時が経っても答えは分からないままに生きていくんじゃないか、と思って書いた曲です。26歳の時に、28歳になった自分を想像した内容です。

10 THE INTRO

2017年頃のLIVEスタート時に使っていた曲です。本当はアルバムの1曲目でも良いのですが、先にCOLOR MEを聴いて欲しかったので。ですが、アルバムのラストにINTROを置いたことで「1曲目に戻る」or「次のアルバムに続く」の意味とすることができました。