DTMソロ活雑記

MAAA「Reason」2023.7.14 Release


キーボード、シンセで作曲!初心者でもポップスができちゃうオススメ方法【3ステップ】

キーボードやシンセなどの鍵盤を使って作曲したいけど、「どうやれば良いのかわからない」と悩んでいませんか?

作曲にはオススメの手順やコツがあります。

これらを知ることで、スムーズに、作りたい雰囲気の曲を作れるようになります。

この記事では、初心者でもキーボードやシンセポップスができるオススメ方法について紹介します。

STEP1:参考曲を決めてコード進行を調べる

作りたいイメージの参考曲を決める

まずは「作りたいと思うイメージの曲」を具体的に決めます。

例として、ここではTM NETWORKの「Get Wild」のような曲を作りたいとします。

コード進行を調べる

そして、曲の重要な要素である「コード進行」を真似たいので、調べます。

コードを調べるため、例えばGoogle検索で
TM NETWORK Get Wild コード」
と検索します。

色々なコードサイトが出てきますが、内容は同じなので1番見やすいと思ったサイトで良いです。

このように、まずは作りたいイメージの曲を明確にし、コード進行まで把握してください。

STEP2:ベース音を弾きながら、違うメロディを付けてワンコーラス作る

サビから作っていく

曲は基本的に「サビ」から作ることをおすすめします。

理由としては、曲のメインとなる部分であるため「サビが良い=曲が良い」となるからです。

それでは実践に入っていきます。

先ほどの「Get Wild」のサビのコードは

Am F G C x4

です。原曲キーはBですが、わかりやすく半音上げてCとしました。

このように、キーをCとして考えるとわかりやすくてオススメです。
特に、僕のようにピアノを習ったことがない人には、キーは魔物です。
CとBでは黒鍵の割合が全然違います。黒鍵が混ざって弾きやすいという人はいないと思いますので、白鍵だけで表現できるCを使って楽をしましょう!
楽器やボーカルの音域など、必要に応じて、後からキーは変更すれば良いので、作曲開始時はいったんCでOKです。

ベース音を弾きながら、違うメロディを付ける

 

次に、ベース音を弾きながら、違うメロディを付けます。

ベース音:ラー、ファー、ソー、シー

と弾きながら、
メロディを「ドドドレドー」などと手弾き、もしくは、歌ってメロディを付けます。

ポイント①:原曲とは違うメロディを意識して付けること

コード進行で作りたい曲の雰囲気は得られますので、メロディについては、あえて変えることで別の作品とします

補足として、メロディが同じ場合は盗作となりますが、コード進行は全く同じでも盗作となりません。
そもそもコード進行は、被りに被りまくっていますので、コード進行が盗作の対象になると大変です。それは音楽の性質上ありえないことですので、ご安心ください。

ポイント②:極端にテンポを遅くしたり、速くしたりしてみる

特に、遅くする方法はオススメで、新しいメロディが生まれやすいです。

また、オクターブを高くしたり低くしても、雰囲気が変わって新鮮なメロディが生まれることがあります。

この方法を繰り返して「サビ」「Aメロ」などを作っていく

今はアレンジのことは考えずに、どんどん作っていきます。

ベース音とメロディだけで1曲分、作ってしまいます。

この作業は、鉛筆での絵の下書きをした状態です。漫画でいうネーム、動画でいう絵コンテです。

要は、最初に骨組みを作ってしまうことで、後の色付けや作品化がやりやすくなるのです。

↓イメージ:コード進行とメロディは鉛筆の下書き!

STEP3:肉付け(アレンジ)をする

実はSTEP2までの作業で作曲は完了しています。

「作曲 by ◯◯◯」のようなクレジットがあるとすれば、すでにあなたの名前が入ります。

とはいえ実際には、ベース音とメロディだけの曲を、友達に「曲できたから聴いて!」とは言えません。

ここからの肉付け(=以下アレンジ)作業で、日常的に聴く音楽へと変わっていきます。

ただし、アレンジ作業は、曲のジャンルにより大きく異なりますので本記事では割愛します。
曲の骨格であるコードとメロディさえできてしまえば、あとは肉付けしていくのみです。

アレンジのオススメ手順

アレンジは次の順番で進めるとスムーズです。

①ギター、シンセ等のコード楽器を入れる
②ドラムを入れる
③ベースを入れる

そして、最後に歌詞を付け、楽曲が完成します。

↓イメージ②:アレンジで鮮やかな曲に!

まとめ

本記事では、キーボードやシンセなど、鍵盤を使用してのポップス作曲法について紹介してきました。

まとめると
・作りたい曲のコード進行から、違うメロディを乗せて骨組みを先に作る
・肉付け(アレンジ)をする
・歌詞を乗せる

このような手順で、作りたい雰囲気の曲が作れるようになります。