※補足
GODJ PlusはJDSound社の倒産により入手困難となってしまいました。自分のニーズとマッチした製品だったのでショックでした。ベンチャー企業にはこういったリスクもあるという学びになりました…(その後DENON PRIME GOを購入)
以前、地元のクラブでDJする機会を頂いたのですが、
その2週間くらい前にMacBook Proが故障したことがありました。
(OSをアップデートしたら突然起動しなくなりそのままdead...)
MacBook Pro高かったのにな、、と思いつつ、ホコリや飲み物、移動時の故障リスクのあるクラブのような環境には「できればPCを持って行きたくないな」と思うようになり、PCレスでDJできる方法を探しました。
ちなみに出演するクラブはCDJは完備していました。
でも、僕は PCDJしか持っていなかったため、自宅で同じように練習ができません。
当日テンパる自分が簡単に予想できました。。
なので、探す機材の条件は、家で練習できて、そのままクラブに持ち込めるもので、当然、音質も操作性も耐えうるもの、でした。
そこで見つかったのがGODJ Plusです。
調べてみるととても評判が良かったので、5〜6万円は絶妙な値段でしたが、PCのわずらわしさから解放されるなら、、と期待を込め、思い切ってポチるに至りました。
今回は、そのGODJ Plusを実際のクラブで使用してきた個人的な感想をお伝えします!
普通にDJできました
写真や動画がなくて申し訳ないのですが、普通にDJできました。
(個人的なプレイの反省点はありますが、DJ機器として、、)
実際に現場で使ってみて、個人的に良いと思ったことや反省点、気をつけることなど、感じたことがありましたので、クラブで使うことを検討中の方の参考になれば幸いです。
良かったこと
・ツマミは小さいながらも操作性は全然悪くない。
もちろん大きい方が良いけど、持ち込みなので省スペース性の方が大事に感じました。
・A4サイズなので省スペース
大抵の現場は狭いので、どこに置く問題がほとんどなかったのは大メリットでした。
・PCレス
パソコンがないって素晴らしくて、とても便利で高機能な反面、毎回ちゃんと起動するか、とか、DJ中は最後まで問題なく動作し続けるのか、とか思ってたので。心配事が減ったことは精神的に良かったです。GODJも故障しない訳ではないですが、安定性も考えて開発されているらしく、PCと比べたら可能性は低そうに感じました。
・荷物が激減
リュック1つで済みました。それまではMacBook ProとパイオニアのDDJ-S1を運んでいたので大荷物でした。ライブとかじゃなくて、お酒ありきの場なので、準備や片付けがラクなのが本当に助かります。
反省したこと
・パッドの誤押し
1回間違って押してしまいました。微妙なタイミングでエフェクト音が流れてしまうという痛感のミス。パッドがディスプレイのすぐ下にあるため、ノリながらお酒飲みながら操作することを考えると、不要なパッドは音を空にしておくという対策が必要かもしれません。
改善されたら嬉しいこと
・常に時刻がメイン画面に表示されてほしい。
時計機能がありますがシステム画面までいく必要があります。PCだと常に表示されていて便利だったので、画面の端にでも常に表示されたら便利だなと思いました。
気をつけること
・GODJ Plusは軽量なので、ケーブルなど引っ掛けて落下させないように注意
通常のDJ機材のようにどっしりしていないため、ヘッドホンを落としたり、絡まったときに無理な引っ張りがあると、一緒に本体も落下してしまうかもしれないので注意が必要です。
・オートシンクを使用する場合は、次曲の解析が完了しているか確認すること。
(まず次曲をCUE再生→LED赤:解析中→LED緑:完了)
解析完了していないとズレますので。
・コンセントに接続できる給電ケーブルを持っていく。
バッテリーは長時間持ちますが、オープン前にサウンドチェックした場合は、本番まで結構な時間があったりしますので、電源を接続しながらやることを想定した方が安心です。
・機材を持ち込むことについて事前相談しておくこと。
当たり前ですが。A4サイズですが、ちゃんと現場に置くスペースがあるか、RCA(赤白)接続ができるか、コンセント1つ分を確保できるか、事前に担当の方と打ち合わせをしておきましょう。
最後に
GODJ Plusは、PCレス、安定、高音質を兼ね揃えたDJ機器です。
気をつけるべき点もありますが、事前に把握しておけば強い味方になる素晴らしい機材です。
持ち込みDJ機材の候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。