DTMソロ活雑記

DJって何してる?DJの種類3タイプを解説します

「DJって何してるんだろう?」

テレビやフェスを観ていて、こう思ったことはありませんか?

僕もこの疑問を持っていた1人でした。結局その疑問は解決できず、自分でDJ機材を買うことで疑問解決するに至りました。

同じような疑問を持っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

そもそも「DJ」って?

黒い箱型の台の上に、ボタンいっぱいの機材があり、よく分からんが何やらいじってる様子…
僕のDJのイメージはそんなんでした。

では「DJ」とは何でしょうか?

(Wikipediaより)
ディスクジョッキー(disc jockey)またはDJ(ディージェイ)とは、既存の音楽を再生機器で音を出す、またはそれを選曲、操作、指示する人物。


Wikipediaによると、既存の音楽を再生機器を使って音を出している人はDJだといえます。

もう少し分かりやすく言うと、現代においてDJを指すのは

ラジオDJ(ラジオでメインにトークしている人)
バンドDJ(バンドメンバーとして、DJ機材を使い特殊な音を鳴らす人)
・クラブDJ(主にクラブで音をノンストップで流し続ける人)


に分類されます。

この中で全DJの90%くらいを占めるであろうと思われるクラブDJについて紹介します。

クラブDJの種類

クラブDJの中にもジャンルやタイプがあります。ギタリストにも、ロック、ジャズ、弾き語り、速弾き、と色々あるのと似ています。そんな様々なDJを大きく3種類に分けてお伝えします。


※◯◯系という表記をしますが、僕が説明するための独自の言い回しですので一般的に通じるものではございませんことをご承知おきください。

DJの種類①テクニカル系DJ

友達「DJやってるのー?(手でキュッキュッキュー)」

DJと言えば、手でキュッキュ。スクラッチを表現していると思いますが、これはもうテレビが悪いというか、むしろテレビの影響力の大きさを感じてしまいます。

「スクラッチ」は、レコードやCDをこすらせて、曲の一部分だけを使用し、そこを繰り返したり、どんどん繋げたりすることで、別モノに構築していく、というようなスゴ技です。

ギターで言えば速弾きやタッピングでしょうか。インパクトは絶大、でも実は少数派です。


DJの種類②クラブ系DJ

クラブDJを分類するのに、「クラブ系DJ」って、と思われるかもしれませんが、大多数のDJはここに属します。

「クラブ」とは、主にオールスタンディング(座席がないor少ない)のバーで音楽が大音量で流れているお店です。会話は相手の耳の近くで話さなければ聴こえないほど。

その中で曲を選び、違う曲同士をスムーズに繋げ、途切れなく音楽を流し続けることで、お客さんを盛り上げたり楽しませ続けるのがクラブ系DJです。

曲は自分が制作したものではなく、他人の曲を流すことが多いです。DJが日常生活の中で、曲を探すことを「ディグる」と言ったりします。

クラブで流れている音楽ジャンルは多岐に渡るのですが、大雑把に分けると「ハウス」「ヒップホップ」「レゲエ」「EDM」です。

朝まで踊れるガチのダンス系から、洋楽ヒットチャートの盛り上がる系まで、お店のコンセプトもDJプレイヤーも様々です。

テレビでは取り上げられることは少ないですが、ここがDJが活躍しているメインの場なのです。

これはDJ Mag Top100Clubs 2019というクラブの世界ランキングで47位にラインインした渋谷WOMBです。日本で1番順位が高くて47位です。世界のクラブ文化の強さを感じます。

参考:DJ Mag Top100Clubs 2019
https://djmag.com/top100clubs


DJの種類③作曲家系DJ

パソコンの進化は著しく、2010年前後からプロクオリティの曲作りがパソコン1台で完結できるようになりました。(かつては高級な音楽スタジオで録音→専門のエンジニアがミックス、マスタリング→CD化の流れでした)

パソコンと相性が良いジャンルは何と言ってもダンスミュージック。なぜかといえば、パソコン内部の音源で完結しやすいからです。
バンド系だとギターなどの録音が伴うので、パソコン以外の楽器など物理的な機材が必要になってきます。

こういったパソコンの進化に比例して盛り上がってきたのがEDMであり、EDMミュージシャンはほとんどが作曲家系DJです。(パソコンで曲を作り、DJ機材を使って披露するスタイル)

今までのクラブDJと大きく異なる点は、曲作りが主であることです。

自分のパソコンで曲を作り、それをクラブやフェスでプレイ・パフォーマンスすることがメインです。

オリジナル曲で勝負するので、DJとしてのスキル(曲の繋ぎの技術など)はクラブ系DJほど重視されません。曲が売れていること、認知度が高いこと、これが非常に大きいです。

下記動画のように、DJですが「Live」と表記することが多いのは、お客さんを自作曲で盛り上げる、感覚としてはバンドに近いからです。

※トラックメイカー、プロデューサーとも表記されます。


アプローチが違うだけ!お客さんを楽しませるのがDJ

このようにDJもタイプがあることが分かって頂けたと思います。

・テクニカル系は技術で楽しませ
・クラブ系は既存の曲で楽しませ
・クリエイター系は自分の曲で楽しませる

アプローチが違うだけで、どのDJもお客さんに楽しんでもらいたいのは一緒です。

今回は説明のためにきっちりタイプ分けしましたが、本当はもっともっと細かく、かつ、クリエイターでありクラブDJであるなど、実際のタイプはDJの数だけ存在すると思ってください。

 (おまけ)テレビの音楽番組でのDJは何してる?

結論からいいますと、99%の人は何もしてないでしょう。
ですが、これは決して悪いことではありません。バンドでも当て振り(ボーカルだけ生で、演奏はしているフリ)が多いです。

僕は小規模なライブで音響を担当したことがありますが、ギター、ドラム、ベース、キーボード、歌など、生音を合わせて整えるのは非常に大変で時間がかかります。ライブのドキュメンタリーなどを見たことがある方は分かるかもしれませんが、リハーサルで音を作るのには、物凄い時間と労力が掛かります。

また、収録できる環境により制限があったり、用意できない楽器があったりすると、CD音源と全然違うサウンドになる可能性もあります。ライブならまだしもテレビです。クレームが来るかもしれません。

準備も大変、音も保証がない。これであれば、演奏はバックで流す。メンバーはパフォーマンスで楽しませる。こうなるのは自然な流れだと思います。

DJが何をしているか、また、種類について分かって頂けたでしょうか。
DJに興味が深まった方は、スマホのDJアプリで遊んでみるのも良いと思います!