EDC Japan 2019 当日の服装や注意点など!
[本記事は2019年に書いたものです]
5月7日、ついにタイムテーブルが発表されたEDC Japan 2019。
どのアーティストを見ようか、迷ってる方も多いのではないでしょうか。
僕は2017年のEDC日本初上陸の年に行ったことがあり、
その時の感想や気づいたことなど、いくつかありますので、初めて行く方は参考にしてみてください。
EDC Japan 2019について
開催日:2019年5月11日(土)・12日(日)
開場開演: 12:00 / 終演: 21:00
会場:ZOZOマリンスタジアム&幕張海浜公園EDC特設会場(千葉県千葉市美浜区美浜1)
そのほか詳細は前日までに目を通しておきましょう。
https://japan.electricdaisycarnival.com/guide/hours-info/
ビーチステージが超おすすめ!
個人的に超おすすめ!
「cosmicBEACH」は、幕張の浜辺に、どーん!と大型ステージが作られ、
僕が行ったときは、天気も良くて暖かくて、
耐えず流れるダンスミュージックに、浜の風に、ビール、、本当に最高でした。
EDC浜ステージ最高#edcjapan pic.twitter.com/NB0h24EtZ1
— CHAME チェイム (@chame1303) April 29, 2017
天気にもよると思うのですが、僕はまたあの雰囲気を楽しみたいために、今年も行きます!
絶対に晴れますように!
どんな服装でいけばいい?
EDCといえば、非日常な服装で楽しめる参加型フェスなところが魅力ですよね。
ハデハデな服装は、過去のフォトギャラリーが参考になります。
結構派手な人ばかり、、と思うかもしれませんが、確か半分くらいの人は普通の格好だった記憶です。
フォトギャラリーは目立ってる人が撮られますからね。
非日常を楽しみたい方は、フォトギャラリーをチェックし、別にそこまで、、という方は普段出掛ける格好で十分だと思います。
自分自身が1番楽しめる格好で行くのがベストです。
夜は寒さに注意!天気をチェックして!
日中は暖かくて最高のフェス、、
でも夜は気をつけてください!
僕が行ったときは、夕方あたりから地獄のような寒さになりました。
「寒い!限界!帰る!」そのような声が聞こえたのも事実です。
フォトギャラリーも日中の写真が多く、夜の格好まではなかなか確認できません。
僕は何が何でもトリのMartin GarrixとFatboy Slimが見たかったので耐え凌ぎましたが、浜はまた風が強いので、日中は薄着でも大丈夫ですが、夜は防寒できる格好の用意を絶対用意した方がいいです。
天気はこのサイトで、1時間ごとの予報を家を出る前に確認しましょう。
雨予報が少しでもある場合は100円均で良いので、ポンチョやカッパを用意しておきましょう。
最寄りは海浜幕張駅
東京近郊の方は問題ないと思いますが、僕のような地方住みには海浜幕張駅と幕張本郷駅の存在に焦ります。
海浜幕張駅 → 南口 → ZOZOマリンスタジアム(EDC会場) を目指してください。
こちらのサイトが非常に分かりやすいです。
身分証明書を忘れずに
地方からの参加だったり、お酒ありきの場なので、忘れがちかもしませんが運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど、顔写真付きの身分証明書をお忘れなく!
NGな例
・学生証
・コピーした身分証明書
詳しくは→https://japan.electricdaisycarnival.com/guide/hours-info/
うっかり忘れてしまうと、絶対に入れないので、注意してください!
最後に
EDCは、幕張ビーチが最高に気持ち良いです。
海、ダンスミュージック、ビール、、本当に最高です。
ですが、寒さと雨対策、身分証明書をしっかり忘れず、最高に楽しみましょう!
どこ行っても人が踊ってる!これはロック系フェスとはまた違った多幸感🙆✨ pic.twitter.com/xhebn3ST9B
— CHAME チェイム (@chame1303) April 29, 2017
EDCはやっぱり楽しかった!行って来た感想など【EDC Japan 2019】
[本記事は2019.5.13に投稿したものです]
行って参りました。EDC Japan 2019。
仕事の事情で初日のみの参加でしたが「EDC、、やっぱり楽しい!」と感じれたので、
個人的な主観・感想になりますがお伝えできたらと思います。
ビーチステージは神!
ビーチステージこと「cosmicBEACH」
初日の最高気温は約26度。天候は快晴だったこともあり、5月中旬にして夏のような雰囲気でした。
EDC来ました!ビーチステージ最高です😇#edcjapan2019 pic.twitter.com/iHJHg7sIDG
— CHAME チェイム (@chame1303) May 11, 2019
個人的MVPはPhantoms。
ビーチの気持ち良い浜風に最高にマッチしてました!
加えてビール、で、もう最高の空間に。
めっちゃ煽ってアゲてくるカメラマン😂#phantoms#edcjapan2019 pic.twitter.com/ikD9cQY9Dc
— CHAME チェイム (@chame1303) May 12, 2019
曲を知らなくても楽しめるという良さ
ここがロックフェスとの大きな違いだと思いますが、ダンスミュージックの場合は
ビートが主体なので、曲を知らなくても一定以上楽しめるというメリットがあります。
特にEDMでは、サビが非常に分かりやすく、曲を知らなくても、酔っていても、シンプルに楽しめます。
ロックフェスが楽しめないと言っている訳ではありませんが、通常のライブでは、曲を知っていないと大盛り上がりは難しいかもしれませんが、ダンスミュージックではそれが可能だったりします。
あくまで感覚ですが、ロックフェスは曲を予習しないときの楽しさが40~50%だとすれば、EDM系フェスは70~80%くらいは楽しめるのでは、、と僕は思います。
半分くらいがHipHopだった
これは海外のトレンドなのでしょう。2017年時点でもうかなりの流行だったようです。
今回、EDCでヒップホップ聴きながらBPM測定アプリを使ったところ、BPM70が多かったのですが、倍で乗るので実質BPM140で、EDMの標準BPM128より速いじゃん!と感じたところでした。
そしてBPM140が乗りやすいのは、僕も過去のライブの場で感じていたので(128の曲を140近くまでテンポ上げてライブしていた)、今回のBPM70が支持を得るのは自分的には納得できました。
英語なので恥ずかしながら言葉の意味は分かりませんが、ラップは語感が良い(当たり前)ので、ダンスミュージックの1つであることを改めて肌で感じました。
どうやって設置したか分からない(スゴい)メインステージ
メインステージの名前はkineticFIELD。
もうレーザーや炎は当たり前。水は出るわ、紙吹雪は飛びまくるわ、花火も初日だけで3回上がって、改めてEDCのスケールの大きさを感じました。
盛り上がるならココ。
だけど残念なのは、水と無糖のお茶以外はメイン会場内に持ち込めれないので、ビールを飲みながら観ることができないのが、本当に残念。ただ、野球場だし仕方ないのは理解できます。
チケットは高い!?
僕は初日だけで、さらに前売りでTier1という早い段階で購入したので、11,000円でした。(当日券は14,000円)
これを高いと思うかどうかは難しいところですが、僕は「EDCの比較対象がない」と思いました。
似ているEDM系フェスではULTRA JAPANがありますが、EDCの最高なところはビーチステージの雰囲気の中、曲を知らなくても楽しめるダンスミュージックを浴びながら飲むことなので、ウルトラはお台場なのでこれは実現しません。
※ウルトラは2回行ったことありますが、こちらはこちで都会型フェスの良さがまた別にありますので別の機会にご紹介します。
あと、サマーソニックにはEDC同様のビーチステージがありますが、出演者により雰囲気に差があると思いますのでちょっと違うと思います。
そう考えると、EDCにはEDC特有の価値があり、高くも安くもなく、これがEDCの価格なのだと僕は思います。ディズニー行くなら7,400円かかる、これと同じだと思います。
ずっと観たかった2人が観れた
日本大好き!夢は叶う 🇯🇵 EDC JPN 🖤 @utadahikaru pic.twitter.com/SDn1Cu3ZBi
— Skrillex (@Skrillex) May 12, 2019
Armin Van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)
アーミーも終盤見れました!#Armin van Buuren#edcjapan2019 pic.twitter.com/KeZsKBLoSA
— CHAME チェイム (@chame1303) May 11, 2019
もう何も言うことはありません。ずーっと観たかった方が観れました。
やっぱり夜は寒め!
日中は夏のようでしたのでTシャツで過ごせましたが、日の入り(18:30頃)くらいにはすっかり涼しくなりました。むしろ風があると寒い。
僕は上着を持っていったので大丈夫でしたが、なかったら相当厳しかったと思いますので、やっぱりEDCは1枚必要だなと改めて感じたところです。
ただ、上半身裸の外人が多いこと多いこと、、夜になっても。
すごいなと思いつつ、僕は上着を着なきゃダメでした。
最後に
超個人的感想だったので面白くなかったかもしれませんが、やっぱりEDCは楽しい!
EDMという音楽ジャンルはロックのように日々変化、進化しているので、この先がどうなっていくか分かりませんが、とにかくこのフェスは楽しいから続いて欲しいなーと思ったのでした。
気になってたけど、踏み止まってた方は、来年ぜひ体験してみてくださいね。
今年のように気温と天気が整えば本当に最高の楽園です。
日本人から人気EDM DJが出てこない理由
[※2019年記事です。アーカイブとして残します]
人気EDMは、海外ミュージシャン率が圧倒的に高いです。
なぜ日本人がもっと賑わせてくれないのだろう(DJ機材はPioneer製なのに!)と思い、ずっと気になっていたことを書いてみました。
理由1:人気EDM DJは「DJ」というより「作編曲家」
海外の人気EDM DJのほとんどは、DJよりも作編曲家タイプです。
なぜなら、自分のパソコンで作ったオリジナル曲を、DJ機材を使用して披露するのがメインだからです。
一方で、EDMというジャンルが出てくる前のクラブ系DJは、基本的に他人の曲を選曲し、場を盛り上げるものであり、今もクラブの主流はこのタイプになります。
※ここでは両者を区別するため「EDM系DJ」と「クラブ系DJ」と表記します。
最終的に「DJ機材を使用してお客さんを楽しませる」という目的は一緒ですが、プレイする曲がオリジナル曲なのか他人の曲なのか、という点に決定的な違いがあります。
作編曲家気質じゃないとEDMスターにはなれない
例えば、クラブ系DJが人気EDM系DJを目指し、自分自身でPCで曲作りを始める場合は、作編曲家並みの知識やスキルの取得が必要となります。
元々DJと並行として曲作りをしていれば別ですが、仮に1から作編曲するというのは相当の気合いが必要となります。
クラブ系DJは曲作りのハードルが高く、元々曲作りをしていた人とってはEDMは流行の1つ
・クラブ系DJが人気EDM系DJを目指し、パソコンで曲作りを始める
→ 高い専門知識の取得が必須
・元々曲作りをしていた人
→ EDMは流行の1つ
この煮え切らない関係性により、日本人から人気EDM系DJが出てこないのではないでしょうか。
理由2:英語の歌詞というハードル
日本では英語が話せなくても、読めなくても生活が可能です。
なので、日本人で英語を取得する方が限られてしまうのは当然です。
その結果、音楽も日本人向けには日本語で歌えば良いので、大半の歌詞は日本語です。
一方で、EDMは世界規模でヒットしないと認められない風潮があります。
国境を超えてヒットするには、英語の歌詞は必須といえます。
※インスト曲やボーカルのカットアップ曲とすることで歌詞問題を回避することも可能です。
まとめ
考えてみた結果、日本人でEDMスターになる条件として
・英語曲が作れる作編曲家タイプ
ということになり、単純にこのタイプの人口が少ないのが理由ではないでしょうか。
日本人から人気EDM系DJが出てくるのは時間の問題
中高生のときに、音楽で衝撃を受けた体験は誰もがあることだと思います。
この多感な時期に大好きだった音楽は、一生大好きなままだったりします。
考えてみると、EDMが日本で浸透して来たのは2010〜2014年頃であり、圧倒的に最近浸透してきたジャンルです。
きっとこれから「中高生のときにEDMを聞いて衝撃を受け、音楽を始めた」そのような純粋もEDMミュージシャンがどんどん出てきて、日本を騒がし、世界に羽ばたいていくのだと思います。
日本人から人気EDM系DJが出てくるのは時間の問題である。
補足
最後に、EDM「プロデューサー」 は、打ち込みからマスタリングまでの1から10の工程を行うのではなく、専業の方にイメージを伝えて仕上げている場合もあるようです。
なので、海外の「Producer/DJ」の肩書きには日本とは少し違った意味もある場合もあるようですが、多くのEDM系DJは自作曲を自己完結で作っている(=トップレベルの音楽家はそれくらいのスキルはある)と思いますので、このような内容としてみました。僕個人の主張として、面白おかしく読んで頂ければ幸いです。
タバコで曲作りは捗る!?
僕が憧れていたミュージシャンには喫煙者が多く、
ひょっとして「喫煙者になれば曲作りが捗るでは!」
と思った僕は、早速試してみたのでした。。
今回は僕の体験談をお伝えします。
何も変わらなかった
吸い始めたときは良かったです。
「ふー。ここまで進めたから一服しよう。」
これは割と最高でした。
休憩が作れる。これはタバコユーザーでないと無い感覚だ。と。
行き詰まる→休憩するように
順調なときは良いですが、
タバコ吸おうが吸わないが進まないときは進まないんです。
思い浮かばないときは思い浮かばないんです。
休憩したら閃くかも!?
そう思って何度もタバコ休憩しますが、
何にも変わりません。。
本数だけが増えていく
慣れてくると、徐々に本数が増えていきました。
PCの前に座りDAWを立ち上げる → 思い浮かばない、行き詰まる → 一服
これが実は何も産み出さなかったんです。
思い浮かばないときは、作りたい曲のイメージ参考を探す。
行き詰まったときは、15分だけ寝る。いっそのこともう諦めて今日はやめる。
これがベストでした。
喉の調子が悪くなる
いがいがしました。すごく。たぶん僕にはタバコは体質的に合っていなかったんだと思います。
咳払いをしないと辛かったです。
出費も地味に痛い
一箱500円以下だとしても、週に数箱というペースになっていくと、買いに行くのも面倒だし、お金は減って行くし、という感覚でした。
最後に
ピーク時は1~2日で1箱くらいまでいったのですが、僕は依存するには至りませんでした。もう5年くらい前の話です。
確か風邪を引いて、吸ったら気持ち悪くなるので、それが数日続いて、自然と辞めることになりました。
タバコ吸ったら曲できるかも!?は幻想でした。
曲ができないという方、やる気が欲しいという方は、もっともっと大事な根底の部分を、改善していきましょう!
EDMブームはいつまで続くのか?
[※2019.5.17の記事です]
EDCが終わって早一週間。すっかり日常生活に戻り、あの非日常の空間が遠い昔のようです。
それで、いつも思うことなのですが
EDMブームはいつまで続くのか?
ということについて、考えてみました。
EDMとは
EDMとは、エレクトロニック・ダンス・ミュージックの略であり、
シンセのような電子楽器を使ったダンスミュージックであればEDMです。
ROCK並みに広い意味を持つ言葉ですので、今回の記事は「ROCKはいつ終わるのか?」と近い意味になるのかもしれません。。
「EDMフェス」は分からないが、EDMという音楽が終わることはない。
フェスは商売なので、お客さんが少なくなって利益が出なくなれば当然終ってしまいます。
お客さんが来なくなる理由の予想をすると、飽きた、価格が高い、学生が就職した、などでしょうか。
価格と就職は仕方ないとして、飽きの部分について考えてみると、今までアゲアゲ系EDMしかなかったものが、今年のEDCで言えばヒップホップが半分くらいを占めており、きちんとトレンドに乗ることで飽きさせない工夫を感じました。
EDMフェスに関しては、日々クラブカルチャーの中で新しいトレンドが生まれ続けている限りは、安泰ではないでしょうか。フェスはクラブの日中版というイメージなので。
次に、EDMという音楽については終わらない、ということですが、
PC性能の進化により、 PC1台完結で従来のCD品質の曲が制作できるようになったことが、現在のEDM DJを生み出した大きな要因と考えています。
PCで制作→USB→DJ機器でプレイ。
DAWやソフトシンセ類の急激な進化により、曲の完成までPC1台で成立するようになりました。
かつては、レコーディングスタジオなどを駆使して音源を作らなければ品質が伴わなかったのです。
PCの性能は最近でこそ頭打ち気味ではありますが、劣ることはありません。
PC1台で曲の制作が完結する時代になった以上、PC1台で制作可能なEDMは、どんどん続いていくでしょうし、もはやそれがスタンダードになっているので、EDMとすら呼ばない可能性はあると思います。
このままカルチャーとして根付く
PCの進化により生まれたEDM。これはエレキギターの誕生で生まれたROCK、のように、音楽とは常に何かをきっかけにして新しいものが確立されてきた歴史があります。
そしてそれらは、人々が聴いて楽しいから受け継がれていきます。
EDMの画期的な曲構成
EDMの大きな特徴として、サビが来るぞ来るぞ〜と教えてくれるかのようなドラムのフィル「ビルドアップ」があります。
これが本当に画期的で、曲を聴いたことがない人でもサビが来ると分かるのです。
かつてJ-POPもAメロ、Bメロ、サビの流れが鉄板でしたが、EDMは比じゃないほど分かりやすい。
フェスも曲の予習をしなくとも、十分に楽しめる。もうビルドアップに関しては、ダサいとか廃れるのではなく、ずっと続いて欲しいです。
J-POP成分のあるEDMが出てくればさらに浸透する
成分とは具体的にはコード感とか歌詞とか。既存のアーティストやグループが流行を取り入れました!じゃなくて、それ一本に近いようなミュージシャン度の高いアーティスト。が理想。
ジャニーズの次のアルバムはガチのROCK。ではなく、LUNA SEAの次のアルバム。みたいな。わかりにくくてすいません。
イメージはAviciiやZeddの日本人版って感じでしょうか。
曲が家でも聴けるくらい聴きやすくて、かつ、フェス映えする。
ROCKやヒップホップも海外先行ですが、日本オリジナルのカルチャーとして浸透してきました。
EDMも同じ道を辿り、今はフェスは海外勢ありきですが、いつかは今のロックフェスのような海外がまれという割合になっていけばもっともっと面白くなっていくのだろうな、と僕は思いました。
最後に
EDMが支持される理由は上記の通りいくつもあります。僕らにとって楽しい音楽である限り廃れていくことはありませんし、楽しさを知った人からさらに広まっていくことで、さらに盛り上がるのではないかと思います。
あとは世界的なトレンドにも左右されるので、そのジャンルの好みも関係していきます。
ブームは落ち着きますが、時代と共に変化しながらもEDMは日本でもカルチャーとして根付いていく。僕はそう思います。
良いもの、良い音楽は、どんどん広まって、進化して、もっともっと楽しめるものになっていって欲しいですよね。
そして「ジャンル」というのは後付けです。
ギターを使って、激しい音楽だからROCKだ、とか、裏打ちだからジャズだ、とか、全部後付けなので、僕はあまり気にしないようにしていますが、あえてジャンルで考えるみると、そのカルチャーや歴史が分かるので、EDMで言えば PCの進化、スマホの普及などの時代背景も見えて来るので、音楽とは改めて面白いと感じたところでした。
良い曲とは何か?
あなたにとって「良い曲」とは何でしょうか?
・歌詞が共感できる、好き
・サウンドが最高
実は、良い曲の捉え方は人それぞれだったりします。
今回は、良い曲とは何か、考えていきます。
1. 歌詞型
歌詞が好きな曲を思い浮かべてみてください。
どうでしょうか。
次に、なぜ好きなのかを考えてみてください。
・自分の気持ちを代わりに言ってくれている
・映画を観る感覚、歌詞の物語に入り込める
・抽象的な言葉だが、そのアート感が良い
僕が思いつくのはこんな感じでした。
多くの方も同じではないでしょうか。
良い曲の「歌詞」は上記いずれかを満たすものである場合が多いと思いますので、自分の書いた歌詞を意識して再度確認してみてください。
2. サウンド型
次は、サウンドが好きな曲を思い浮かべてみてください。
どうでしょうか。
次に、またなぜ好きなのかを考えてみてください。
ここは音楽制作経験者じゃないと理由が分からないかもしれませんが、
・楽器の技術が好き
・曲の楽器構成が好き
・コード進行が好き
・歌のメロディが好き
・ノリが好き
このあたりでしょうか。
少し難しいのは「声が好き」のパターン。
ただ、声も音として聞いているのであれば、楽器と同じだと言えますので、サウンド型に入ります。
3. 良い曲 = サビが良い
良い曲とは「サビが良い」曲がほとんどではないでしょうか。
Aメロが良い曲もありますが、数で言えば「サビが良い」が多数であると思います。
なので、サビに全力を注いでください。
自分自身がグッと来ないサビであればボツでいいと僕は思います。
「良い」の中身は、歌詞かサウンドか。
もちろん両方であることが無条件に最強です。
(歌詞型リスナーと、サウンド型リスナーの心を掴めるため)
最後に
飲食店で出された料理の食べ方がお客さんの自由であるのと同じく、曲の聴き方もお客さんそれぞれです。
制作者としては、頑張って作ったギターリフも、歌詞型リスナーには不要な秒数であり、スキップされることもあります。
制作者の意図が伝わることは簡単ではないかもしれませんが、その確率を上げることはできます。
とにかく「サビで、歌詞、サウンドで勝てる曲」を作り続けることです。
簡単じゃないですが、そこに向かって毎日チャレンジすることも曲作りの醍醐味だと思います。
僕もそのような曲が作れるように努力していく次第です。
アーティストネーム、バンド名の決め方として重要な5つのポイント
音楽活動するためには、バンド名だったり、自分の活動名義が必要です。
これがすぐにパッと決まる場合もある一方で、一度悩んでしまうとなかなか決まらなかったりします。
今回は、これからアーティストネームを決めるときに意識してきたいことをお伝えします。
1. 呼べる、呼ばれることを想定
音楽関係者、ファン、WEB、ライブ時など、あらゆる場面で名乗ること、呼ばれることを想定しましょう。
発音しやすいか、呼ばれて恥ずかしくないか、何か他の言葉と被っていないか、などを事前に考えておけば、有名になった後のトラブルを避けることができます。
また、予期しない変な意味を持たないかについても確認しておきましょう。
2. 海外の人に通じるか
今はインターネットさえあれば、世界中の人があなたの音楽を聴ける時代です。
読めない名前よりは、読める方が当然良いと思いますので、可能な限り英語表記をオススメします。
3. 略す必要がないこと
これは個人的な好みが強いです。
ドリカムくらい大御所になれば良いと思うのですが、そうではないまだ知る人ぞ知る存在くらいの場合は、呼ぶ人によって略称を使う、使わないが、煩わしく感じることがあります。
例えば「DTMスタンダード」というアーティストネームで活動するとして、売れ始めたくらいで音楽に詳しい人が知っている存在だとします。
音楽に詳しい人は「Dスタ」と呼ぶかもしれません。
でも全然知らない人そこまで馴染みがないので「DTMスタンダード」と呼んだ方が良いのか、Dスタと呼んだ方が良いのか、一瞬の迷いが生じます。
大事なのは音楽性なので、ここは配慮できるのであれば、、で良いと思いますが、
可能であるならば、最初から略す必要のないネーミングが良いのではないかと僕は思います。
だいたい5音以内だと略さなくて済むと思います。
4. Google検索する
名前の候補が出たら、まずは検索です。
同じ名前のミュージシャンや、有名なものが存在しないかチェックします。
めぼしいものが何もヒットしないのがベストです。
なぜならば、あなたのWEBページやSNSがすぐ出てくるようになるからです。
5. 80歳まで
80歳という年齢はだいたいですが、平均寿命等から考えると、この歳くらいまで音楽ができる可能性は高いと思います。
50歳、70歳、となってもそのアーティストネームで大丈夫か、少し想像してみると良いかもしれません。
参考:チャゲアスのChageさんのインタビューでは、「60過ぎてChage」ということを面白く受け止めています。若い時に勢いで決めた名前でも大丈夫と言ってくれているように僕は受け止めます。
「「やっぱりとどのつまりはやっぱChageっていう名前だよ。こんな名前いねえよ(笑)。こんなふざけた名前付けるの、若いうちはまだいいよ。60過ぎてChageって言われてもね、って思うから(笑)。ニックネームだったのが、ずーっとこれが付いて回るっていう。これが俺の人生なんです、計算通りいかないっちゅうかね。ほんとに。何かがとにかくずれるんですよね。ちょっとずつね(笑)」
最後に
アーティストネームは、企業でいう商品名、ブランド名になります。
パッと思いついて決めたいところですが、実際はなかなか浮かびませんよね。。僕も結構悩んでしまうタイプです。
何かに由来しているのか、自分の造語なのか、によっても違いますし、本当に難しいですが、それだけ大事なことを考えているということですので、納得いくアーティストネームがひらめくまで、頭の片隅に置いて日常生活をしていくのが良いと思います。
急いでいる場合はとにかく書き出す(300案くらい)方法もオススメです!